発毛に関心を抱いてらっしゃる方が年々増加傾向にあります。最近では若い方でも薄毛や抜け毛が気になるという方も増加しています。男性だけではなく最近では発毛を意識される女性の声も多くなってきました。発毛をする前に髪の成長の仕組みについて知っておきましょう。髪の成長は発毛をしていく中でとても重要なことです。髪の成長システムを把握して発毛を上手に進めていきましょう。
発毛と切っても切り離せない繋がりのある“ヘアサイクル”についてです。このヘアサイクルは毛周期とも呼ばれています。人間はお母さんのお腹の中にいるときからヘアサイクルを備えています。髪は約2年の間で生えて伸びて抜けるこの周期をヘアサイクルといいます。髪には毛乳頭と毛母細胞があります。髪の毛を抜くと根元にふくらみがありますよね。そのふくらみが毛母細胞で、ふくらみの先端に毛乳頭があります。毛乳頭は髪に必要な栄養素を取り入れて毛母細胞の中で細胞分裂を重ねて髪ができ生えて伸びていく仕組みになっています。この毛母細胞は寿命があるのでヘアサイクルが存在するのです。
発毛と大きく関わっているヘアサイクルは毛母細胞が細胞分裂をし髪が伸びていく時期(成長期)と、毛母細胞の細胞分裂が衰えていき髪の成長がみられなくなる時期(退行期)、毛母細胞の細胞分裂が完全に停止してしまうことで髪が抜けてしまう時期(休止期)の3つの時期に分けられます。成長期に生えてくる髪の毛は軟らかく細い毛ですが、成長が進むにつれて太く丈夫な髪の毛となっていきますが、ヘアサイクルのバランスが崩れると育つ前に抜けてしまったり、細く軟らかいままの髪になってしまいます。
発毛に重要な役割をしている毛乳頭は、毛母細胞の細胞分裂の休止期になると次の発毛を促進するように合図を出し、髪が抜けても新しい髪の毛が生えてくるのです。ここで男性ホルモンが悪さをして脱毛の合図をすることで男性ホルモンの指示に従って髪が抜けてしまい発毛の邪魔をしてしまうのです。
発毛をして髪が伸びるには成長期が長くなければ髪の成長には繋がりにくくなってしまいます。脇毛や胸毛、陰毛やひげ、すね毛などは皮膚の中にある髪の毛の周りを包んでいる毛包が組織的にとても強いので抜ける期間も長くかかってしまいますが、髪の毛の毛包は脇毛などに比べても弱いので抜ける期間も短期間で終了します。

